土にふれ、水にふれ、緑にふれる
自然にふれるときの子ども達の生き生きとした笑顔。
この1日1日が子ども達の大切な宝物となっていくことでしょう。
白壁の蔵と大きな木を背に子ども達が自由に遊ぶ広い庭には、みかんや柿、さくらんぼなど、四季折々の果実が実り、まるで、おじいちゃんやおばあちゃんの家にあそびに行ったときの様な心豊かなひとときがあります。
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各専門職との連携
子どもたちのより一層の発達を支援しています。
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- 社会福祉士として、児童本人だけでなく、家族を含めた支援と相談援助を行っています。
- 児童相談所、相談支援事業所等との連携を強化しています。
- 板野郡内及び鳴門市の行政の担当者の方の見学
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- 主治医との連携(ほとんどの児童は専門の主治医を持っている)
- 訪問診療で協力いただいている医師の協力を得て、医療連携を開始しました。
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- 幼稚園、小学校、中学校、支援学校との情報の共有と連携
- ケース会議への参加
- 藍住町教育委員会の教員研修見学
- 大学教員との連携
- 理論に基づいた実践のための研修会開催
スポーツを積極的に取り入れ、徳島文理大学講師の桃井克将先生の指導を受け、理論に裏付けられた実践を行っております。スポーツによる有酸素運動が脳の活性化を促し、ワーキングメモリを伸ばすことが実証されています。
また、仲間と一緒に楽しみながら一つのものに取り組むことで共感することができ、共感することによりコミュニケーション能力を高めることができます。
ワーキングメモリ (working memory:作業記憶,作動記憶) とは,短い時間に心の中で情報を保持し,同時に処理する能力のことを指します。会話や読み書き,計算などの基礎となる,私たちの日常生活や学習を支える重要な能力です。
サーフィン
徳島県出身JPSA公認プロサーファー福田治氏によるサーフィンレッスン
夏冬問わずレッスンに励んでいます。
2015年9月13日 サーフィン大会に参加しました。
2016年3月5日 四国の右下サーフィンゲームスに参加しました。
2016年度NSAサーフィン検定を受ける予定です。
サーフィン大会出場
2015年9月13日
徳島県サーフィン連盟主催のサーフィン大会に、7名がエントリーし、出場しました。
1回戦突破 4名
2回戦突破 3名
準決勝出場 2名
決勝出場 1名 3位入賞
2016年3月5日
四国の右下サーフィンゲームスに、2名がエントリーし、出場しました。
「輝かしい3位入賞」
2017年3月12日
四国の右下サーフィンゲームスにて、4位入賞をはたしました。
「4位入賞トロフィー」
サッカー
Jリーグ徳島ヴォルティスの育成コーチによる指導
障がいの軽重や体力等を考慮して個別チーム・集団チームを構成し、目標設定のもと取り組んでいます。
個別チーム
集団チーム
スケートボード
公認プロ監修によるスケートパークを設置し、専門スタッフによる指導
~児童の成長がみえる~
サーフィンに取り組んだことによる大きな効果
①我慢すること、努力することができるようになった。
サーフインは、「波に乗りサーフボードに立つ」という、障がいを持つ児童にとってはわかりやすいスポーツで、目標が持ちやすく、何回も何回も挑戦していく姿勢は、我慢すること、努力する姿勢につながっている。
②達成感を経験することで自信を持ち、積極的に取り組む姿勢が培われている。
学校や家庭で否定され、達成感を持つ経験の少ない児童が、サーフィンに取り組んだことで達成感を経験し、また家族や友達等から繰り返しほめられることで自信を持つことができ、毎日の生活や勉強にも積極的に取り組む姿勢がでてきた。
③コミュニケーション力が向上している。
藍住町から小松海岸までの約30分間のワゴン車の中は、コミュニケーションの場となっている。同年代の子どもたちが、楽しく会話をしながら同じ時間を共有することで、コミュニケーション力が向上している。
【事例1】
- これまで自分で意思表示をすることがほとんどなかったが、初めて「サーフィンをしたい」と意思表示をした。6年生になって初めて自由研究に取り組んだ。中学1年となり、サーフィンが生きがいとなり、勉強も頑張り始めた。
【事例2】
- 高校1年生。ゲームから離れられず小学校から不登校であった。また、水や土の汚れに対して極端に嫌がっていたが、サーフィンを始めたことにより、砂浜を裸足で歩き、海に入ることができるようになった。サーフィン大会にも出場した。学校も通えるようになった。
【事例3】
- 我慢ができずこれまで何度も学校で問題を起こしていた。サーフィンを始めたことで楽しみを見出したことと、放課後デイという居場所ができたことにより、我慢すること、頑張ることが徐々に身についてきて、問題行動が減少してきている。
放課後等デイサービスにおける医療連携
障がいをもつ児童にとって、医療は欠かせないものです。当事業所の協力医療機関である仁木訪問診療クリニック院長の仁木博文先生の協力を得て、2015年7月より医療連携を始めました。クリニックより看護師を派遣していただき、安心・安全の体制づくりができました。
医療連携の進め方
(1)保護者の希望調査
(2)児童本人の医療面に関する情報収集
(3)Drと児童の顔合わせ(1人づつ面談)
(4)担当Drとの医療連携懇談会開催
参加者:保護者、相談支援事業所SW、デイスタッフ
Dr、担当看護師の紹介
Drから医療連携の意義・できること等について説明をうけ、
保護者の方からは要望・質問等が出された。
(5)Drと児童・保護者との個別面談
(既往歴、現病歴、障がい原因、現在困っていること及び児童の体調把握等行った。)
医療連携イメージ図
医療連携イメージ図に基づき連携を行っています。
医療連携懇談会
医療連携を開始するにあたり、仁木先生の呼びかけにより看護師を交えて、保護者、相談支援専門員、放課後等デイスタッフが参加し、医療連携にかかる懇談会を開催しました。
仁木先生からは、医療連携の意義と体制、医療の提供内容等について説明をしていただき、保護者の皆様からは質問などが寄せられ、放課後等デイで病気やけがが発生した時の対応が迅速に行えること等をご理解いただき、安心していただきました。
施設紹介
2017年4月、放課後等デイサービスいつもここからⅢがオープン致しました。
営業時間
平日(月曜日~金曜日)/13:00~18:00
土曜日/9:00~17:00
長期休暇・祝日/9:00~18:00
アンケート・自己評価表
令和元年度
放課後等デイサービス自己評価表
保護者向け放課後等デイサービス評価表
令和2年度
放課後等デイサービス自己評価表
保護者向け放課後等デイサービス評価表
令和3年度
放課後等デイサービス自己評価表
保護者向け放課後等デイサービス評価表
令和4年度
放課後等デイサービス自己評価表
保護者向け放課後等デイサービス評価表
児童の日常
スポーツ
サーフィン・徳島ヴォルティスサッカースクール・スケートボード(庭にミニランプ設置)
広い庭を使っての自由遊び
スケートボード・キックスクーター・自転車練習・バドミントンなど
室内での自由遊び
おやつ作り・制作活動・手芸・パズル・将棋・オセロ・ギター、ピアノとともに歌など
四季折々のイベント
お花見・庭でプール・かき氷・ザリガニとり・自由研究・昆虫採集・カブトムシの飼育
クリスマス会・餅つき大会・毎月のお誕生会など
外出
外食・お買い物など
生涯にわたる支援
障がいを持った児童の自立をめざし、生涯にわたる支援をさせていただきます。
●コミュニケーションに障がいのある児童が、コミュニケーション力、体力等を培うことで、引きこもり等を回避することができると感じています。
●児童本人はもちろん家族を含めた相談支援を行い、児童が生き生きと輝いて生きていけるよう、その成長を支えていきます。
●卒業後のフォローアップ体制を構築します。
●地域の子どもたちの子育て支援にも関わっていきます。
・グループホーム開設(現在準備中)②就労支援
・最低賃金の支払える就労支援事業所をつくります。
そして”たくましく生きていってほしい”
それが私たちの願いです。