サービス付き高齢者向け住宅での医療提供
内科:仁木訪問診療クリニック、板東診療所
歯科:ますとみ歯科
人生の最期をどのように迎えるのか。高齢者にとっては大きな課題です。
サービス付き高齢者向け住宅『いつもここから』では、これまでに2名の末期がんの方の看取りを行いました。主治医である仁木訪問診療クリニック院長の仁木博文先生とご家族との強い信頼関係の上で、病院から退院され『いつもここから』で最期まで穏やかに過ごされました。
現在も、医療ニーズの高い方々が入居されており、ご本人様に寄り添った医療が提供されています。
人生の最後にどのような医師に出会うかによって、人生の最終章は大きく変わってきます。
私たちは、入居されている皆様に、「生きていてよかった」「幸せな人生だった」と思えるような人生を全うしていただきたいと考えております。
仁木訪問診療クリニック院長・仁木博文先生 あたたかいまなざし
放課後等デイサービスにおける医療連携
障がいをもつ児童にとって、医療は欠かせないものです。
当事業所の協力医療機関である仁木訪問診療クリニックの協力を得て、2015年7月より医療連携を始めました。
クリニックより看護師を派遣していただき、安心・安全の体制づくりができました。
医療連携の進め方
(1)保護者の希望調査
(2)児童本人の医療面に関する情報収集
(3)Drと児童の顔合わせ(1人づつ面談)
(4)担当Drとの医療連携懇談会開催
参加者:保護者、相談支援事業所SW、デイスタッフ
Dr、担当看護師の紹介
Drから医療連携の意義・できること等について説明をうけ、
保護者の方からは要望・質問等が出された。
(5)Drと児童・保護者との個別面談
(既往歴、現病歴、障がい原因、現在困っていること及び児童の体調把握等行った。)
ポカリスウェットスタジアムでのサッカー教室(2016年8月)
医療連携による効果
病院経営の事業所でないため、事業所として不安があったが、毎日クリニックから看護師が派遣され、体調管理を行っていただいていること、問題発生時はDrによるスピーディーな対応をしてくださっていることで、保護者の方から安心感を持っていただいています。
医療連携イメージ図
医療連携イメージ図に基づき連携を行っている。
医療連携懇談会
医療連携を開始するにあたり、協力医療機関の医師の呼びかけにより看護師を交えて、保護者、相談支援専門員、放課後等デイスタッフが参加し、医療連携にかかる懇談会を開催しました。